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看護師の平均的な休日日数について

一般的な病棟勤務の看護師の場合、平均的な休日日数は、4週6休または4週8休という職場が多く、年間では年休以外の休日が80日から100日ほどになるでしょう。通常の会社勤務と異なり、ゴールデンウィークや年末年始そしてお盆休みなどが休日にならないため、年休を全部消化したとしても、病棟看護師の休日日数はどうしても一般的な会社員に比べて少なくならざるを得ません。夜勤などの不規則勤務がある職場では、夜勤明けが休日となり、せっかくの休日がお昼寝に費やされるという事態も生じます。しかし、日勤のみのクリニックや保健所といった職場では、営業日に合わせて休みを取れるので、一般的な会社員と同様に、週休2日制の上に祭日が休みになり、年間120日以上の休日が確保されることも珍しくありません。デイサービスなどの通所介護施設や保健所で働く看護師も、同様の休日日数になるでしょう。日勤だけだと、非常勤のケースがほとんどですが、正規職員として病棟に勤務する看護師の中にも、短時間勤務という特殊な勤務形態を認められている看護師もいて、夜勤を免れ一般的な会社員並みの休日を取れることもあります。これとは逆に、夜勤専門看護師もいて、週休4日つまり年間200日以上という休日日数を確保されるケースも見られます。夜勤手当てが付くため、短時間勤務でも高給をもらえ、週休4日でも生活に困りません。ただし、週休4日とはいえ、夜勤のみの勤務は相当の体力を要することから、若い年齢層の看護師向きといえるでしょう。