交代勤務制や夜勤があることから、看護師は休みが少ないという印象を持つ人も多いです。これから看護師の職業を目指す人にとって、休日日数が少ないことで、家庭との両立が難しくなるのではと不安に感じることもありますよね。しかし、医療現場で働く看護師の中には、既婚者や子育て中の方も多いです。そういった看護師特有の休日日数の問題に対して、工夫して休みを取っている人もいるのです。実際の看護師の年間の休日日数は、平均120日程度といわれています。医療施設によっては、100日以下のところもありますが、120日以上の休日がある看護師も多いようです。120日以上の休みがある看護師は、有給を上手く利用している人がほとんどです。看護師の仕事は夜勤や残業など、ハードワークが多い仕事になります。更に、普段の休みは子育てや家事で忙しく、休んだ気がしないというときもあるでしょう。ですから、まとまった休暇をもらったり、家族の休日に合わせて有給の希望を出したりと、上手に休みを作って家族との時間を過ごす人もいます。有給を利用する際は、繁忙期や人員不足のときに利用すると、他の看護師の負担になることもあります。そういったスタッフの迷惑のかかるような時期はできるだけ避けるようにしましょう。有給を使うときは、できるだけ早めに希望を出すようにするとよいです。また、長期の休日をもらう場合は、自分の仕事の引き継ぎをきちんとすることも大事です。職場のスタッフが円滑に引き継げるように、あらかじめ職場のスタッフと情報交換をしておきましょう。